なぜ暴力・暴言指導が無くならないのか?!〜forLIFE日野が目指すべき未来〜
東京/日野市/総合型地域スポーツクラブ
スポーツ子育てアドバイザー
高柳 渉
プライベートオフィスより…
今日は過去に数々の問題となって来たスポーツ指導における暴力・暴言について考えたいと思います。
未だ無くならないスポーツ指導での暴力・暴言
皆さんはスポーツ指導において、指導者による子どもたちへの暴力・暴言が存在していることをご存知ですか?
最近では「体罰」としてニュースで取り上げられることが多いですね。
今では以前よりもスポーツ現場での暴力・暴言というのは減って来たようです。
しかし、未だに根絶はされていません。
体罰というのは学校教育下で行われた暴力・暴言のことを体罰と言います。
皆さん、暴言も体罰になるんですよ!
知っていましたか?
そして、学校教育下ではない地域の少年少女スポーツチームなどで行われた暴力・暴言は、体罰とは言いません。
なぜなら学校教育下ではないからです。
じゃあ体罰でなければ何なのか?
それは暴行行為とされ、刑法208条の暴行罪という立派な犯罪となります。
つまり、スポーツ現場での指導は平然と犯罪行為が繰り返されているのです!!
皆さんはスポーツ指導において、暴力的指導が行われていることをどのように考えていますか?
もしあなたのお子さんがその被害に遭ったらどう思いますか?
「私が子どもの頃は蹴られる殴られるは普通だった。それがあったから今がある。だから、うちの子も強くなって欲しいから暴力を受けることも仕方がない!」
なんて思っていませんか?
もしかしたらその考え方は改めた方がいいかもしれません…
もちろん人それぞれ考え方はあるので強制はしませんが…
スポーツ指導において、暴言を含んだ暴力的指導は全く必要ありません。
私はスポーツは楽しくなければならないと考えています。
では、暴力的指導が行われている現場は楽しい雰囲気となるでしょうか?
次は自分が叩かれると恐れているのではないでしょうか?
私はスポーツ指導に暴力的指導が無くならない限り、日本のスポーツ文化の醸成は進まないと考えています。
どんなにスポーツで日本を明るくしようとしても暴力的指導がある限り無理でしょう。
なぜなら、暴力的指導が行われることで被害者が生まれますから。
被害者がいる限り、スポーツは恨まれてしまうのです。
だから絶対に暴力的指導は根絶しなければなりません。
なぜ暴力・暴言が無くならないのか?
では、なぜ暴力的指導が無くならないのでしょうか?
それは、暴力的指導で育った人たちがいるからです。
さらにその人たちが今もスポーツ指導を行なっているからです。
大半の人は自分の受けて来た指導が正しいことだと思っています。
もっというと、正しいことだと無理矢理洗脳しています。
どういうことかというと、自分が受けて来た指導を否定するということは自分たちが一生懸命やって来たことを否定することにもなるからです。
自分の過去の人生を否定する。
そんなことなかなかできることではありません。
もちろん中には、「自分の受けた指導は正しくなかった。だから今の子どもたちには正しいことを教えたい!」っと考えている方もいるでしょう。
しかし、そんな人は一握りです。
だから多くの人は「自分のやってきたことは正しかった!だから、子どもたちにもしっかりと伝えていく。」という考えで暴力的指導を継続してしまいます。
よって、また暴力的指導を受けた子どもたちが生まれ、この子たちが大きくなり、大人になった時に同じような指導をしてしまいます。
こんな悪循環です。
これを止めるためにはどうしたらいいでしょうか?
それは、暴力的指導を受けていない子どもたちを育てていくしかありません。
暴力的指導を受けていない子どもたちを育てて、その子どもたちが成長し、大人となり、暴力的指導を否定してくれる大人として育ってくれるようになるしかありません。
そうすることで暴力的指導を根絶していくしかありません。
もちろん、子どもたちへの暴力・暴言は絶対にしてはいけない!!っという教育もしていかなければならないでしょう。
私たちスポーツクラブforLIFE日野は、暴力的指導を断固として反対します!
日野市から暴力的指導を無くし、子どもたちだけでなく、全ての人が生活の中にスポーツを楽しく行うことができるように目指していきます!
もちろん今でも日野市に暴力的指導が無いことを信じています!
スポーツで日野市の生活に豊かさを!!
スポーツクラブforLIFE日野は、暴力的指導の無い、子どもたちが明るく楽しく自信を持って成長することができる総合型地域スポーツクラブを目指します!
気になった方は、こちらからお問い合わせください!