お子さんの話す言葉に不安がありませんか?
東京/総合型地域スポーツクラブ
スポーツクラブforLIFE日野 代表
高柳 渉
プライベートオフィスにて…
皆さん、ゴールデンウィークが明けて少しずつ日常に慣れてきましたか?
まだ少し休みボケしている方もいるかもしれませんが、今週はとにかく金曜日まで頑張りましょう!!
今日のテーマは、「お子さんの話す言葉に不安がありませんか?」です!
子どもの言葉に不安がある
皆さんは、お子さんの話す言葉や言葉の理解に疑問を感じたことはありますか?
例えば、同じ歳の子に比べて、
「言葉のレパートリーが少ない。」 「言っていることが意味不明。」 「話すことが少ない。」 「話しかけても意味が理解できているのかわからない。」
などなど、感じたことはありますか?
もしかしたら、この他にもお子さんの言葉について不安に思っている保護者の方も多いと思います。
その不安は、運動を通して解決できるかもしれません!
経験から言葉を知る!
お子さんの言葉についての不安ですが、ただ運動をすれば言葉のレパートリーが増えたり、言葉数が増えたりするというわけではありません。
では、どのようにしたらいいのか。
それは、
「経験したことを言葉で表してあげる」ということです。
少し難しいと思うので、説明していきたいと思います。
例えば、かけっこをした時、コーチに
「○○君、今すごい速かったね!」
と言ったら、子どもたちは、
(あ!今のスピードは、「速い」っていうんだ。)
と理解することができます。
そのため、その子にとってその「スピード=速い」という認識ができます。
「速い」という言葉を知れば、保護者の方との会話で「今日かけっこしたんだけど、すごい『速く』走ったんだよ〜!」という会話ができます。
さらに、コーチの話を聞く時、手遊びをしたり、どこか違う所を見ていたりすることがあります。でも、子どもたちにとっては、コーチの話を聞いています。
なぜなら、手遊びしていても、そっぽを向いていても、耳では聞こえているからです。
屁理屈みたいですが。笑
でも、それではゆくゆく子どもたちが話を聞けない子たちだなと思われてしまうので、
スクールでは、コーチの話を聞く=手遊びしない。コーチの目を見る。フラフラしない。気をつけの姿勢。
という認識をすることで言葉と行動が一致します。そうすることで、言葉を知り、理解することができるのです。
つまり、子どもたちの会話の内容や言葉のレパートリーというのは、行動した経験や感情から言葉の理解をすることが重要になってきます。
なので、子どもたちが熱いものを触ってしまったら「熱かったね!汗」と伝えてあげたり、
スクールで試合に負けて泣いていたら「悔しかったね!」と伝えてあげることで子どもたちにとって、
(これが「熱い」っていうのか!) (これが「悔しい」っていうのか!)
というように行動した経験や感情から言葉の理解がされるのです。
お子さんの言葉に不安がある方は、まず子どもたちに言葉の意味から伝えてあげることを心掛けてみてはいかがでしょうか?
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