子どもたちに思いやりが芽生えた瞬間
東京/総合型地域スポーツクラブ
スポーツ子育てアドバイザー
高柳 渉
プライベートオフィスより…
forLIFE日野サッカースクールが始まってから3ヶ月目に突入しています!
もう回数で言ったら10回位になるでしょうか。
そんな中で子どもたちに大きな成長を感じたので今日は皆さんにシェアしていきたいと思います。
今までのスクール生の様子
まずは、今までのスクール生の様子をお伝えしていきたいと思います。
スクールに通い始めた頃の子どもたちは、
どんなコーチがいるのか? どんなことをやるのか? お母さんは、ちゃんと迎えに着てくれるかな?
などと様々な不安を抱えながらスクールに来てくれていました。
それがある日からコーチとも仲良くなって、楽しくサッカーができる場所であって、お母さんも毎回ちゃんと迎えに来てくれる。
ということがわかったため、子どもたちは思う存分、楽しんでスクールに通ってくれていました。
もちろん、それだけでも子どもたちにとっては大きな成長です。
さらに毎週のように運動体験を重ねているため、運動面でも少しずつ効果が出て来ました。
ただ、それらのこと以外にも大きな変化がありました。
大きな変化が現れる
今までの子どもたちは、自分のことを優先して、相手の気持ちを思いやることができないことが多くありました。
例えば、
ボールを他の人に当てても自分は悪くないと謝ることをしなかったり、 ボールが転がって来たのにとってあげなかったり、 自分が試合に負けてしまったからイライラして、相手に拍手をしてあげられなかったり、
などと、全てにおいて「自分」が優先でした。
もちろん、「自分」が優先になってしまうと子どもたちの中で衝突が起こります。
ボールを当てたのに謝らなければケンカになる。 転がって来たボールをどっかに蹴り飛ばしたらケンカになる。 お互いが勝敗を認めて、頑張ったことを認め合わなければ「勝ったとか関係ねぇーし!」、「ゴールしてなかったし!」などとケンカになる。
サッカースクールにケンカをしに来ているのかと聞きたくなるくらいケンカをしていました。笑
しかし、最近そんな子どもたちの様子が変わりました。
それは今までのようなケンカが減って、お互いを思いやるような行動ができるようになって来ました。
例えば、
ボールを当ててしまった子に「大丈夫?ごめんね。」と歩み寄ってあげたり、 転がって来たボールをとって返してあげたり、 勝敗を認めて「あのシュートは上手かった!」など相手を賞賛して拍手をしたり、 「次は勝つ!」と言って前向きに作戦を考えたり
などと、自分以外の人を「思いやる」ことが非常に増えて来ました!
なぜ思いやりが芽生えたのか?
「自分が」「自分が」だった子どもたちになぜ相手を思いやる気持ちが芽生えたのでしょうか?
それはやはり毎週のようスクールに通って、 できたりできなかったり、 勝ったり、負けたり、 ケンカしたり、仲良くしたり、 みんなで同じ目標に向かって頑張ったり、
様々な体験をしているからだと思います。
その中で一緒にスクールに通うことで自然と子どもたちに仲間意識が芽生え、大切なお友だちになったのです。
「大切なお友だちだから自分のことよりも相手のことを考えてあげる。」
そんな習慣が身に付いたんだと思います。
もちろんまだまだ、自分とお友だちどちらを優先するか葛藤している時も見受けられます。
ですが、今までは完全に自分のことしか考えていなかったのに今では相手を思いやれるようになれました。
スクールに通い始めてからの1番の大きな成長だと感じています!
「思いやりを持つ」という人として大切なことを子どもたちに伝えていきたいと思います。
スポーツで日野市の生活に豊かさを!!
スクール通い始めることで自分中心の考え方から少しずつ相手のことも考えられるように成長することができます!
気になった方はこちらをご覧ください。