褒めることの罪
東京/総合型地域スポーツクラブ
スポーツクラブforLIFE日野 代表
高柳 渉
プライベートオフィスにて…
昨日は昼間、久々に外に出ました。
どうしてもオフィスに籠ってしまいますが、外出したことでリフレッシュもでき、とても良い出会いがありました。
皆さんももし籠もりがちな日々だったら是非、外出してリフレッシュしてみてください!
新たな気分、出会いがあるかもしれませんよ!
さて、今日のテーマは「褒めることの罪」です。
過去からの学び
皆さんは、スポーツや音楽など部活動や習い事などで指導を受けた経験はありますか?
少なくとも学校で先生から指導を受けたことは皆さん経験あると思います。
その時の指導はどうでしたか?
とにかく怒鳴られ、暴言を吐かれ、殴られたという指導でしたか?
それとも褒めて褒めて褒められまくった指導でしたか?
これはきっと時代や指導者(先生も含む)によって様々だと思います。
ひと昔前までは、体罰指導(暴言も体罰ですからね!)が当たり前に起きていました。
ただ、時代や指導者のあり方、教育、子どもたちの人権などが見直され、教育や指導というものが改められ、脱体罰指導が進められて来ました。
新たに「子どもたちを褒める指導」というのが行われるようになりました。
子どもたちを「褒める」ことはとても良いことだと思います。
そして、子どもたちに体罰に近い指導を行うことは絶対にやってはいけません。
ただ、1つだけ注意しなければいけないことがあると考えています。
なんでもかんでも褒められた子どもたちはどうなるのか?
褒めることが良くない!っと言いたいのではありません。
現に私が指導する時は褒めています。
もちろん、怒鳴ったりはしていません。
ただし、過剰に褒めることもありません。
なんでもかんでも子どもたちを褒めるって正しい指導なんでしょうか?
端から見ると「優しい良い指導」に見えるんでしょうけど、過剰に褒められた子どもたちはどう感じるのでしょうか?
皆さんは過剰に褒められたらどう思いますか?
嬉しいですか? また頑張ろうと思いますか? 気持ち悪いですか? 怪しいと思いますか? その人のこと信用できますか?
もちろん、感じ方は人それぞれだと思います。
でも、子どもたちも皆さんと同様に感じてます。
子どもたちも保護者も疑問を持ってしまう指導が行われてしまっては信頼関係というのは築くことができません。
何より子どもたちに何が正しくて、何が間違っているのかを判断する分別がつけられなくなってしまいます。
正しいことを正しく伝える指導
じゃあどう指導すればいいの?と思う方もいると思いますが、
私が大切にしていることは、
「見たものを正しく伝えること」
です。
どういうことかというと、褒めるべきことは褒めればいいし、叱るべきことは叱られなければいけない。惜しいことなら「惜しい」と伝えればいい。
ダメなことをしたら「ダメだよ。自分がやられたらどう思う?」と伝えればいい。
できたことなら「できたね!じゃあ次はこれにチャレンジしてみよう!」、
できなかったら「できなかったね、こうやってごらん。」
これなら誰でもできますよね?
難しいことではないと思います。
私が1番よくないと思うのは、
褒めるべきでないことを褒め、叱るべきものを叱らない。
という正しいことを伝えないことです!
あなたが子どもたちに気を遣っていることは子どもたちにバレバレです。
子どもたちのためにもありのままを伝えてあげてください!!
スポーツで日野市の生活に豊かさを!!
子どもたちが正しい判断ができるように成長できるよう正直にありのままを伝えています。
子どもたちに嘘はつきません。気になった方は是非、こちらをご覧ください!!