負けてるのに楽しそう。
東京/日野市/総合型地域スポーツクラブ
スポーツ子育てアドバイザー
高柳 渉
プライベートオフィスより…
昨日某テレビ番組にて、スポーツと子育てについての特集がされていましたね。
そこで取り上げられてた話題で是非、皆さんに伝えておきたいことがあったのでシェアしていきたいと思います!
「うちの子どもが負けているのに楽しそう。」
その番組で小学生のお子さんを持つ保護者の方からの相談で
「うちの子どもが負けているのに楽しそう。これってどうなんでしょうか?」
というような内容でした。
皆さんは同様のことを思ったことはありますか?
きっとこの相談した保護者の方は、スポーツを通して、
勝つことが嬉しい。 負けることが悔しい。 厳しい、辛いことを乗り越える。
などの経験を積んで欲しかったのかなと思います。
確かにそういう想いを持っているのにお子さんが負けても楽しそうにしていたらちょっと大丈夫かな?と不安になることも理解できます。
子どもたちの勝敗への認識とこだわり
ここで皆さんにお聞きしたいことがあります。
皆さんのお子さんは勝つ・負けることを認識していますか?
年齢や経験などお子さんによってはまだ勝つ・負けることを認識できていない場合もあります。
勝つことが嬉しいことで、 負けることが悔しいこと。
これに関しては、子どもたちが勝敗を認識して、勝敗の経験をすることで勝ちたい!っと思うようになれば自然と勝敗への気持ちは芽生えると思います。
そして、
普段から勝敗にこだわりを持っていますか?
子どもたちは、何に楽しみを抱くかというと
試合の勝敗 サッカー(スポーツ)をすること 友だちと居ること コーチと会うこと スクールの雰囲気を味わうこと
などなど、実は勝敗以外にも子どもたちが楽しみを感じることってたくさんあるんです。
もしかしたらこれは、保護者の皆さんの方がスポーツに対する認識を変えなければいけないのかもしれません。
中には勝敗を争うことが嫌いでスポーツから離れてしまう子どもたちもいます。
でも前にも述べたように決して、勝敗を争うだけがスポーツではありません。
負けてでもサッカー(スポーツ)を楽しんでいる。
それは決して悪いことではなく、勝敗関係なく本当にサッカー(スポーツ)が好きなんだと思います!
せっかくお子さんが楽しんでいるのに保護者の方が
「なんでもっと勝てるように一生懸命やらないの?」 「負けて悔しくないの?」
なんて言ってしまったら子どもたちは「自分は間違ったことをしているのか?」と戸惑ってしまいますよ?
もしかしたら変わらなければいけないのは保護者のあなたなのかもしれません。
これを機会にもう一度、考えてみてくださいね。
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勝敗を争うだけがサッカー(スポーツ)ではありません。
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