感情を表現できない子どもたちの苦しさ

東京/総合型地域スポーツクラブ

スポーツクラブforLIFE日野 代表

高柳 渉

プライベートオフィスにて…

 

 

 

 

今日のブログはスクールで起きたことを皆さんにシェアしていきたいと思います。

 

テーマは「感情を表現できない子どもたちの苦しさ」です!

 

感情をなかなか表現できない子どもたちの現状

皆さんのお子さんは自分の感情を表現することができていますか?

もちろん、喜怒哀楽すべてですよ?

 

 

いかがでしょうか?

 

 

もしウチの子はちゃんと喜怒哀楽すべて表現できていると思っている方はこの先は読み進めなくても大丈夫です!

 

 

しかし、

 

ちょっと我慢してうまく感情表現できていないかも…

喜んでいる姿はよくあるけど、怒っていることってあんまり見たことないかも。

 

と思った方は是非、このまま読み進めてください。

 

サッカースクールで起こったこと

先日のforLIFE日野サッカースクールでこんなことがありました!

 

 

いつも通りスクールの最後は試合をするのですが、ある子が素晴らしい値千金のゴールを決めて試合終了し、勝利しました!

 

 

他の子どもたちはいつも通り、悔しがったり、喜んだりそれぞれだったんですが、なんとそのゴールを決めた子がいきなり

 

 

「ゔおおおおおおおーーー!!!」

 

 

と叫び始めたのです!

 

 

そんなに大声を出して喜びを表現するタイプの子ではなかったので、正直「どうした!?」って驚きました!笑

 

 

でも、すごい嬉しそうに気持ち良さそうな表情だったので私もとても嬉しかったです!

 

 

実はこれには裏話があって、

 

 

その子は試合の前にやっていたリフティングの練習がなかなかうまくいかなかったんです。

 

 

それでとてもモヤモヤして、その感情を表現することをとても我慢というか、頑張って自分自身で消化しようとしていました。

 

 

ただ、なかなかスッキリせず、引きずったまま試合に臨んだのです。

 

 

途中転んだりもして、泣きそうになりながら参加していたんですが、先ほどの値千金のゴールを決めました!

 

 

そんな裏話があっての雄叫びだったわけです。

 

放置してしまうと…

もちろんですが、子どもたちの喜怒哀楽の感情を我慢させることも必要な時もあります。

 

例えば、

 

 

満員電車で「座りたい」と怒り始めたり、

スーパーで何でもかんでも買って欲しいと駄々をこねたり、

過度に喜び過ぎて周りに迷惑をかけたり、

 

 

などなど、時には感情を抑えることも必要になって来ます。

 

 

それを踏まえた上で、

 

 

子どものうちからどんな時も喜怒哀楽すべての感情表現を我慢してしまうと子どもたちにもストレスが溜まりそれが後に爆発します。

 

 

皆さんは、ニュースなどで時に

 

 

そんなことで自分の命を絶っちゃうの?!

そんなことで人にケガを負わせるの?!

そんなことで人を殺しちゃうの?!

そんなことで人のものを盗むの?!

 

 

などと、驚いたことはありませんか?

 

 

これって私たち大人にとっては「そんなこと」かもしれませんが、子どもたちにとっては本当に苦しいことなんです。

 

 

だから時には甘えさせたり、わがままを聞いたりする必要もあります。

 

それは感情表現を自由にさせてあげることで子どもたちの抱えているストレスを発散して、爆発しないように保護者の皆さんや私たちスクールコーチがコントロールしてあげないといけません。

 

 

我慢させることと甘えさせてあげること、このバランスはとても難しいです。しかも、子どもたちによってまちまちです。

 

 

これは本当に保護者の皆さんがその子の性格などを踏まえてコントロールしてあげるしかありません。

 

 

お子さんのことを一番知っている保護者の方が様子を見極めてあげてください。

 

 

 

 

スポーツで日野市の生活に豊かさを!!

 

 

 

お子さんが喜怒哀楽の感情表現をおもいっきりできるサッカースクールがあります!

ブログの中でも書きましたが、雄叫びが聞けるくらい子どもたちは夢中になっています。

気になった方は是非、こちらをご覧ください!!