運動指導をする際のポイント

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スポーツ子育てアドバイザー

from 高柳 渉

 

こんにちは!高柳です。

 

先日のブログでは、体育指導に悩んでいる先生に知ってもらいたい心構えとこどもたちに伝えて欲しいことをお話しさせていただきました!

まだご覧になっていない方は、是非ご覧になってくださいね。

 

そして、今日は「それでもやっぱりこどもたちに運動の指導をしないといけないんだよな…。」と悩んでいる先生に運動指導のポイントをお伝えします!

 

安心してください!心構えだけでは終わりません。笑

それではいきましょう♫

 

なぜできないのか?

こどもたちが運動に取り組み、「できない」ということがあります。なかなかできるようにならないという時は、いくつか原因があります。

 

一つは、①練習(経験)が少ない。

 

もう一つは、②できない原因が改善されていない。

 

最後に、③そもそもそれができる身体能力ではない。

 

があげられます。

 

 

3つの原因のうち、③の場合は、正直仕方がないです。こどもたちには、それぞれ成長速度が異なるので、身体的にできないことがあって当たり前です。このことは、大前提として考えてもらいたいです。

 

では、①〜③の原因に対して、何もできないのかということではありません。

ここからは、運動を指導する際のポイントをお伝えします!

 

運動指導のポイント

運動を指導する際のポイントを知らないということは、こどもたちに上手く指導することができず、こどもたちが上達することができなかったり、運動することが嫌になってしまったり、苦手意識を持ってしまうかもしれません。

 

さらに、先生自身もそんなこどもたちを見て、指導することが苦手になってしまったり、ストレスに感じるようになってしまうかもしれません。そうならないためにも必ず行って欲しいことが

 

「こどもたちの一連の動きをよく見る(観察する)」

 

ということです!

 

 

どういうことかというと、跳び箱を跳ぶには様々な動きがあります。

 

例えば、

 

「走る→ジャンプ→両足踏み切り→手をつく→腰を上げる→開脚→両足着地」

 

などと、跳び箱を跳ぶ動作には、様々な動きが連動しています。この様々な動作の連続が上手くいかなかった時に失敗してしまうのです。

 

ただ単に、跳び箱を跳んでいるだけでは、飛べるようにはなりません。
もしかしたら、きれいに走ることが必要なのかもしれないですし、タイミング良く両足踏み切りをする練習が必要なのかもしれません。

 

なので、あなたには「こどもたちがどこでつまづいているのか?」をよく観察して(分析して)もらいたいです。

 

頭が左右に揺れて、きれいに走れていないなぁと思ったらきれいに走る練習が必要でしょう。
お尻が跳び箱にぶつかってしまうなら、手をついて、腰を上げる練習をしましょう。
両足踏み切りジャンプができていなかったら両足ジャンプの練習をしましょう。

 

このように一つ一つの動きをできるようにしてから、跳び箱を跳ぶための一連の動作をつなげていくイメージで実際に跳び箱を跳んでみましょう。

 

指導のポイントは、

①こどもたちの現状を把握する。
②一連の動きを分解する。
③こどもたちがどこでつまづいているのか分析する。
④つまづいている動きを練習する。
⑤一つ一つの動きをつなげていくように練習する。

 

このように、こどもたちにできるようになるまでの階段を登っていくように小さなステップを一段ずつ確実に登らせてあげましょう。

 

この運動指導のポイントは、他の鉄棒やマット、ボール運動などでも活用できる考え方です!

私もいつもこの指導ポイントを意識しているので、是非活用してください!

 

 

スポーツで日野市の生活に豊かさを!!

 

 

当クラブでは、こどもたちに「運動=楽しい!」を伝える運動プログラムを提供しています。
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