油断大敵!

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スポーツ子育てアドバイザー
from 高柳 渉
こんにちは!高柳です。
本日は、スクールの最後に行う試合でのスクール生の取り組んでいる様子についてシェアしていきます!
大チャンス!
毎回スクールの最後には、その日の練習した事を活かす事を意識して、試合を行います。スクール生は、最後の試合を一番楽しみにしているので、モチベーションは最高潮です!
チーム毎に作戦会議をして、ポジションや戦い方を決めて試合に臨みます。全員自分に与えられた役割や相手チームからボールを奪えるよう一生懸命。
そんな中、チームAに大チャンスが訪れます!
チームAが自陣で全員が戻り守備をしていると、見事にチームBからボールを奪います。すると、自陣からボールを奪ったスクール生がドリブルで相手コートに入り、チームBの帰陣も間に合わず、ゴール目の前で完全にフリー。
あとは、ゴールにパスのようにシュートするだけ。もしくは、そのままドリブルしていればゴール出来るような状況でした。
ドリブルしていたスクール生がフリーの状態でシュートするとボールは、ポストに当たりラインアウトしました。
私も他のスクール生も「決まった!」と誰もが思いました。しかし、シュートはゴールポストに当たり、ゴールにはなりませんでした。
この一連のボールを奪う〜シュートまでの流れは、とても素晴らしかったです。本当に後は、シュートが決まれば、、、というシーンでした。
その後の振る舞い
私が今日、あなたにお伝えしたいのは、この後のスクール生の振る舞いです。私もサッカーをやっていたのでこういう時はシュートを外した子が誰かから責められたりしてしまう事もあります。
でも、周りのスクール生は違いました。
シュートを外してしまったスクール生は、頭を抱えて、悔しがっていましたが、味方のスクール生は、
「ドンマイ!」
「ナイス、カウンター!」
「おしい!」
「次!次!」
などと声を掛け合っていました。
そして、シュートを外してしまったスクール生もすぐに切り替えて次のプレーに備えていました。
相手のチームBは、驚きと安心した表情で、必死に帰陣した味方同士でハイタッチをして、ろうを労っていました。
たった1シーン
あなたは、このシーンをどう思いましたか?
・味方を責めてもおかしくないのに「ドンマイ!」「ナイス!」と言える優しさや思いやり
・「次!次!」と言える一生懸命な姿
・ミスをしてもすぐに切り替えてチームの為に戦おうとする姿勢
・諦めてもよかったのに最後まで守る事を諦めなかった必死さ
・その必死の守りを労うチームメイトを想う気持ち
など、私はスクールのたった1シーンでしかないのに本当にたくさんの事が詰まっているなと感じました。
このような経験というのは、こどもたちにとってなかなか出来る事ではありません。もう、このご時世で定期的に運動が出来る事や集団で活動する事などが当たり前では無くなってしまいました。
でも、今回のようなスポーツを通して、お伝えした1シーンのような経験が出来る事がこどもたちにとって、とても大切な事なんだと実感しました。
こんなシーンがスクール中、たくさんあるわけですからね。この経験をしたこどもたちの成長が楽しみですね!
本日もお付き合いありがとうございました!(^^♪
それではまた!
スポーツで日野市の生活に豊かさを!!