おにごっこで毎回オニになってしまう子がいることに気になっていませんか?

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スポーツ子育てアドバイザー

from 高柳 渉

 

こんにちは!高柳です!

 

私たちのサッカースクールでは、ほぼ毎回一番始めにおにごっこをやるんですが、今日はそんなサッカースクールでのおにごっこの時にあった出来事をご紹介したいと思います!

 

ずっとオニになってしまう子がいる…

「おにごっこで毎回鬼になってしまい、なかなか他の子を捕まえることができず、ずっとオニになってしまう子がいる…」

そんなことに気になっていませんか?

 

私たちのスクールでもそのような状況が見られる時があります。

皆さんはございますか??

 

 

そんな状況の原因は様々だと思います。

 

例えば、オニになってしまう子は、

 

・まだ低学年だったり、

・走ることが不得意だったり、

・周りの勢いに圧倒されてしまい、大人しくなってしまったり、

 

などなど、そここどもたちによって理由があると思います。

 

このような1人の子がオニになってしまう状況を放っておくとどうなってしまうでしょうか?

例えば、、、

 

・その子が他の子から狙われる存在になってしまう。(いじめなども…)

・オニになってしまうことでその子がどんどん運動に苦手意識を持ってしまう。

・狙われる存在=からかわれる存在になってしまい、いじめや笑われる存在となってしまう。

・こどもたちの人間関係にカースト(階層)が生じてしまう。

 

などなどの状況になってしまうことが考えられます。

 

このような状況をどのように改善していくか?

まずあなたに観察して欲しいことがあります。

それは、「オニになってしまう子がどう感じているのか?」ということです。

 

 

その子は、オニになることに対して、苦手意識を抱いてしまっているのか?

それとも、自分なりに考えを持って、他の子を捕まえられるように取り組んでいるのか?

 

 

つまり、その子がオニになることが「嫌なのか?そうではないのか?」ということをあなたには、観察してもらいたいです。

 

 

その子が嫌がっているなら苦手意識を持たせないようにしなければいけません。

苦手意識を持っているわけではなく、自分なりに考えてポジティブにその子が取り組んでいるのなら問題はありません。

 

 

ただ、どちらの場合でも、その子が成功体験が出来るような働きかけが必要だと私は思います。

 

成功体験が出来るような工夫をしてみましょう!

1人の子がずっとオニになってしまい、運動に苦手意識を持たせないように成功体験が出来るような工夫をしてみましょう!

 

例えば、おにごっこで

・一定の時間が経ったら逃げられる範囲を少し狭くする。

・オニを複数人にする。

・手を繋いだ状況でおにごっこを行う。(手つなぎおにごっこ)

・走ることを禁止して、歩きだけの「ウォーキングおにごっこ」にしてみる。

 

などおにごっこのルールや設定に工夫を加えてはいかがでしょうか?

 

・オニを複数人にすれば、逃げる子の難易度も高くなり、捕まえやすくなります。

・手つなぎおにごっこは、こどもたち同士のふれあいやコミュニケーションも増えます。

・ウォーキングおにごっこは、足の速さが関係なくなります。さらに、歩かなければいけないので体をコントロールする調整力も養われます。

 

このようにおにごっこで毎回オニになってしまう子がいることが気になる方は、今回紹介したように何か工夫をして、取り組んでみてくださいね♫

 

 

でも一番大切なことは、「こどもたちを観察すること」です!

 

 

 

スポーツで日野市の生活に豊かさを!!

 

 

当クラブでは、こどもたちに「運動=楽しい!」を伝える運動プログラムを提供しています。
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