なぜ運動が得意な子と不得意な子が生まれるのか?
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スポーツ子育てアドバイザー
from 高柳 渉
皆さん、こんにちは!高柳です。
今日のテーマは、「こどもたちの幼児期における運動の重要性」についての内容です!
保護者の方だけでなく、保育士さんなどこどもたちに関わるお仕事をしている方も是非、ご覧ください!
なぜ運動が得意な子と不得意な子が生まれるのか?
あなた自身やあなたの周りには、走り方がぎこちない人、スキップができない人などの運動が苦手な人はいませんか??
または、某バラエティートーク番組の企画で行われている「運動できない芸〇」は、見たことありますか?(一応、隠しておきます。笑)
その中で、膝が曲がらない。クロールができない。バスケットのドリブルができない。など皆さんが笑ってしまうくらいの動き。
でも、もしもあなたのお子さん(関わっているこどもたち)が体の動きがぎこちなくなってしまったらどう思いますか?
笑えますか?
あの番組は、芸人さんが面白く表現してくれているのであって、普通は嫌ですよね?
自分のお子さんや関わっているこどもたちには、避けたいことのはず...
実は、こどもたちを不得意にさせない方法があるんです!!
スキャモンの発育曲線って知ってる?
スキャモンの発育曲線は、ご存じですか?
スキャモンの発育曲線とは、人が生まれてから成人するまでの体の発達段階(成長過程)をグラフ化したものです。
縦軸の点線100%が大人と同じくらいまで成長しているという基準です。
注目してもらいたいのが青い線の「神経系型」のグラフです。
「神経系型」のグラフは、3歳頃から急激に上昇し、10歳頃になるとほぼ100%横ばいになっています。
これが何を示しているかわかりますか?
これは、この3歳~10歳頃までで神経系の成長がほぼ完成している!ということなんです!!
神経系とは、運動神経や脳神経のことであり、運動神経や脳神経は、10歳頃にはすでに土台が完成しているのです。
つまり、神経系の発達が完成してしまうと10歳以降にどんなに努力をしたとしても限界がある…。ということなんです!!
重要なのは幼児期の運動体験!!
そこで重要になってくるのがスキャモンの発達曲線にある神経系型の3〜6歳の間の急激な発達段階です。
この急激な発達段階の時期に適切な運動を行うことで神経系に刺激が与えられ、運動能力はもちろん、学習の土台をも形成するのです!
そして、3〜6歳の間に多くの時間を過ごすのが、保育園です!
つまり、3〜6歳の間にこどもたちを預かっている保育園での運動体験が非常に重要になるということです!
それに加え、保育園と同じくらい重要なのが家庭での過ごし方です!
スキャモンの発達曲線にある神経系型の3〜6歳の間の急激な発達段階の時期にどれだけ運動体験をし、脳に刺激を与えたかが、こどもたちの将来の運動能力、学習の習得に大いに関係するのです!
皆さんもこどもたちの発達段階に応じた運動体験に取り組んでくださいね♫
スポーツで日野市の生活に豊かさを!!
当クラブでは、こどもたちの発達段階に応じた運動プログラムを提供しています。
気になった方はこちらからお気軽にお問合せください!