こどもたちがスポーツを長く続けられるようになる秘密
東京/日野市/総合型地域スポーツクラブ/サッカースクール
スポーツ子育てアドバイザー
from 高柳 渉
最近、気温が急に下がり肌寒くなって来ましたね。
季節も夏から秋になるんだなぁ〜!っと感じさせますね。
秋といえば、食欲の秋・読書の秋、そして忘れてはいけないのが「スポーツの秋!」ということで、秋になると運動会や体育の日があったりとこどもたちがスポーツと触れ合う機会が多くなりますね!
今日はその際にあなたに意識してもらいたいことをシェアしていきたいと思います。
スポーツを長く続けられる子と続けられない子がいる!
スポーツだけでなく、何事にも長く続けられる子と続けられない子がいますよね?
この続けられる・続けられないってなぜ分かれてしまうのでしょうか?
あなたは自分のお子さんにサッカーやピアノ、スイミングなどなんでも習い始めたことは、なるべく長続きしてほしいと思いませんか?
長く続けられない原因には、2つあります。
1つは、私たちスポーツ指導者側の原因。
それはこどもたちに「できた!」「楽しい!」を体験させてあげられていない。
つまり、こどもたちの発達段階や技能レベルに合った内容(メニューやコーチングも含めて)が提供できていないということで、こどもたちは成功体験をすることができずにいる状況。
何をやっても「できない…」「楽しくない」「怖い…」この繰り返しになって、スポーツそのものが嫌いになってしまった。
こどもたちにスポーツの楽しさを伝えられていない。
これは紛れもなくスポーツ指導者の責任ですよね。
そして、もう1つがあなたに知ってもらいたいことです。
こどもたちが続けられない原因はあなたかもしれない!
もしかしたら、こどもたちが続けられない原因があなたにあるかもしれません。
今までこどもたちのために色んな種目のスクールやチームに見学や体験に行き、こどもたちに何が1番良いかを考えて来たのに、辞めてしまう原因があなた自身にある。
もしそうだとしたら、とても残念ですよね?
ではあなたのどんな行動がこどもたちの未来を奪ってしまうのでしょうか?
それは…
「あなたがお子さんよりも一生懸命になってしまうこと」です。
もちろん、「こどもたちのために一生懸命になること」が全て悪いわけではありません。
ただ、一生懸命が間違った行動を取ってしまうことがいけないのです。
具体的にどんな行動がいけないのかというと、
あなたが主導となって、お子さんをあちこちスクールに連れまわす。 お子さんの本音を聞かずにあなたが全てを決めてしまう。
などです。
これは意外にも本格的にスポーツをやっていた保護者の方が陥る傾向にあります。
「私がスポーツをやっていたから自分のこどもにも本気でやってもらいたい!」
そんな気持ちでこどもたちを置き去りにして、保護者の方だけ突き進んでしまうのです。
実は、こどもたちよりもあなたの方がスポーツに対して熱心すぎるとこどもたちが続けられない子になってしまう可能性が高まってしまいます。
あなたからの熱心な想いがこどもたちにとっては、大きなプレッシャーとなり、あなたの気持ちに応えることに疲れてしまう。
そして、スポーツから離れてしまう、続けられなくなってしまうのです。
このような事態を防ぐためには、
「お子さんの意見を尊重すること」です。
あなたは、お子さんの本音を聞けていますか?
あなたが一生懸命になっていても、お子さんがついて来ていなければお子さんのストレスになるだけになってしまいます。
あなたがレベルの高いスクール・チームに通わせたいと考えていても、それをお子さんが望んでいますか?
もしかしたらお子さんは今のスクール・チームでスポーツをやることが楽しくて、まだ続けたい!っと考えているかもしれません。
あなたのお子さんへの想いもあるかもしれませんが、
お子さんがスポーツを続けられなくなってしまうことを考えたら、もっとお子さんの本音に耳を傾けてはいかがでしょうか?
そうすることで、あなたが焦っていた、こどもの意見なんて聞けていなかった。
などと、
何よりも大切なことに気がつくことができると思いますよ。
慌てずにこどもたちのことを見守ってみてください。
スポーツで日野市の生活に豊かさを!!
当サッカースクールは、日野市以外にも、八王子市、立川市、多摩市、府中市、この地域の子どもたちの参加も可能です。
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