学ぶことの目的と手段を誤ると子どもたちが犠牲になる!

東京/日野市/総合型地域スポーツクラブ/サッカースクール

スポーツ子育てアドバイザー

高柳 渉

プライベートオフィスより…

 

 

今日は先日テレビでスポーツや英会話や音楽など様々なジャンルでの英才教育についての特集をされていた番組を見て、私自身が感じたことをあなたにシェアしていきたいと思う。

 

特集されていた英才教育

その番組では様々なジャンルで活躍している子どもたちが特集されていて、 その子の保護者に子育て論を紹介するという内容でした。

 

その中に小学生にして英検準1級を取得したお子さんがいました。

 

 

その子は本当にすごくて一日中英語漬け!!

学校が終わったら英会話教室に通い、読解やリスニング、会話などなど様々な形で英語を勉強していました。

 

さらには、朝起きたらランニングマシーンに乗りながら英単語を暗記音読するという徹底ぶり。

 

その成果が小学生にして英検準1級取得という素晴らしい成績を残したようです。

 

この子のお母さんがインタビューされていましたが、やはりお子さんだけでなく、お母さんも一生懸命頑張っていて子どもに一番勉強方法を考え、良い環境を整えてあげられるようにしていました。

 

まさに親子二人三脚の賜物のようでした!

 

この番組を観ていて、すごいな〜っと感心していましたが、ある疑問が出てきたので、あなたと一緒に考えていきたいと思います。

 

あなたはお子さんに学ばせる目的はどのような目的を持っていますか?
そして、どんな手段を選んでいますか?

 

学ぶ目的と手段はマッチしているか?!

その番組で小学生で準1級取得した女の子が早朝ランニングマシーンで英単語を暗記していた時に色々日本語でもなかなか難しい内容の英単語を口に出していました。

 

その中に「終身雇用」という英単語を口にしていて、私は単純に「そんな難しい単語まで覚えるのか〜。」っと感心していたのですが、

 

一緒にテレビを観ていた海外に留学経験のあるスタッフが

 

「終身雇用なんて海外ではほぼ無い制度だから英単語で覚えたところで英検か大学受験でくらいしか使えませんよ。意味ないっす。」

 

ってバッサリ言い切りました。笑

 

私は、「この女の子がこんなに頑張っているんだから、そんな風に言わなくても良いじゃないか!!」っと心の中で叫んでいましたが、

 

それと同時に「た、確かに。」とも思いました。

 

あなたはどう思いましたか?

 

この女の子は頑張っています。

この女の子の目的が「英語で有名な名門大学に行く!」、「英検準1級から1級をとる!」などであればこの手段は素晴らしいと思います。

 

ただ、もしこの女の子の目的が「海外で英語を使って活躍できる人になる!」で合った場合はどうでしょうか?

 

英検や大学受験でしか使われない英単語や文法を勉強しているかもしれない…

 

頑張っていることや勉強していることに対して、意味がないと言っているわけではありません。

 

きっとこの子にとってここでの努力は必ず花開くことだと思いますし、正直テレビでの一部の特集なのでこの親子が取り組んでいることのほんの僅かしか放送されていないと思います。

 

ただ、これを観て勘違いしてしまう人がいないよう注意しておくと、

 

「目的と手段がマッチしているか?」

 

これがとても大切です。

 

もしこの女の子の目的が「海外で英語を使って活躍できる人になる!」であるなら、

 

日本のことを知るための勉強や体験をするべきかもしれません。
日本のことを知らないのに世界で活躍できる訳はありませんからね?

 

そして、本人とご家族の覚悟があるなら海外で生活をさせた方がいいかもしれません。
海外の学校に通って生活をする。それは生きた英会話を学ぶこともそうですが、海外という環境に適応するためでもあります。

 

 

あなたとお子さんは、目的と手段がマッチしていますか?

 

 

せっかくお子さんが持った夢や目標を叶えられるようにあなたが正しく導いてあげる必要がありますよ?

 

 

 

スポーツで日野市の生活に豊かさを!!

 

 

私たちもあなたの力になれることがあれば全力で協力したいと思います。
私たちは子どもたちに合った手段を選んでいます!
気になった方はこちらからお気軽にお問合せください!