ウチナーンチュに学ぶ助け合い

東京/総合型地域スポーツクラブ

スポーツクラブforLIFE日野 代表

高柳 渉

プライベートオフィスにて…

 

 
今日はとても暑かったですね!
私も1日外にいましたが、家に帰って来たら頭が痛いです。

 

 

もう熱中症や日射病対策をして、外出した方が良さそうですね!

 

 

さて、今日のテーマは、「ウチナーンチュに学ぶ助け合い」です。

 

ウチナーンチュの温かさ

先日、沖縄の方々(※ウチナーンチュは、沖縄の人という意味です)と食事をする機会がありました。

 
10人程の50代くらいで小中学校の同級生のグループらしいです。

 

色々と話をしていると数年に一度、このメンバーで旅行に行っているらしく、たまたま今年が東京だったようで、

 

皆さんこの旅行のために毎月積立貯金をして、この旅行を楽しみに仕事や家事を頑張っているそうです!

 
さらに、今回は途中から沖縄から東京に住んで、会うのが中学生振りという方も来られて、皆さんとても盛り上がっていました!

 

 

もちろん、東京でも日野でもこのような人間関係を持っている方もいると思いますが、

私はそういう人間関係を築いて来なかったので、すごい羨ましかったです!

 

 

何より会ったこともない私を快く受け入れてくれたことに驚きと嬉しさを感じました!!

 

 

この方たちのように一緒に旅行をしたり、毎月集まったりするような人間関係があれば定年を迎えたり、子育てが落ち着いたりした時にみんなで支えあって、また違った楽しみがあるんだろうなと思いました。

 

 

本当に沖縄の方々の優しさや温かさ、熱さに刺激をもらいました!

 

「模合(もあい)」ってご存知ですか?

この場で沖縄の皆さんから教えてもらったんですが、沖縄には「模合(もあい)」という文化があるそうです。

 

 

「模合(もあい)」というのは、

 

助け合いの精神から始まり、今では一見ただの呑み会のようですが、月に一度メンバーで集まり(多くの場合、毎月第◯ △曜日と集まる日が決まっています)、呑み会をするそうです。

 

そこで、当日の呑み代とは別にお金を集めます。それもメンバー内で最初に決めておきます。その集めたお金の用途は主に2パターンあって、

 

1つ目は、1人5,000円で7名で模合をしていたら、35,000円です。それを毎月集め、ローテーションでもらいます。

ただ、本当は今月はAさんで、来月Bさんが受け取る番であっても、仮にBさんが今月子どもの進学が重なり、出費が多く苦しければ、Aさんに交渉して先に受け取ることもできるそうです!

 

 

2つ目は、それぞれが毎月出したお金を貯めて、そのお金を使って数年に一度旅行に行ったり、いつもより豪華な場所で模合をしたり♪

 
(ちなみに沖縄以外でも異なる用語で同様の文化があるらしいです。)

 

 

模合のメンバーは地元の友だちだったり、ママ友だったり、職場の人だったり、サークルのメンバーであったり、本当に様々なようです。

 

 

とんでもなく簡単に言うと「助け合い」のことであり、

 

困っている人を助けたり、お金が必要な人にカンパしてあげたり、

 

グループのみんなで支えあって行くことのようです。

 

 

私はこの話を聞いて、とても感心しました。

 

 

今、都市部では、人間関係の希薄化が進み、隣近所の人を知らないなんて当たり前になって来てしまいました。

 
さらに、同窓会などで同級生と会う機会すら以前よりも少なくなってしまっている中、

沖縄では「模合(もあい)」という文化でいつまでも人が繋がっているそうです。

 

 

こんな「模合(もあい)」のような集まりが私たちにもあったら面白いと思いませんか?

 

 

老後に子どもたちも居なくなって、パートナーも居なくなってしまった時に隣近所や同級生と関係が続いている。

将来、子どもたちが寂しい思いをしないように地元に帰って来れる集まれる場所がある。

 

 

そんな人と人が繋がり続ける、気さくで温かい人たちが集まる地域になってもらいたいですね!

 

そんなことに私たちクラブの力が活かせれば最高です!!

 

 

 

スポーツで日野市の生活に豊かさを!!

 

 

 

子どもたちが思う存分楽しめて、助け合って成長してほしい!と思っている方は、是非こちらをご覧ください!!