子どもたちの共鳴力
東京/総合型地域スポーツクラブ
スポーツクラブforLIFE日野 代表
高柳 渉
プライベートオフィスにて…
皆さん、週末はゆっくりお休みできましたか?
今日からまた1週間頑張っていきましょう!!
今日テーマは、「子どもたちの共鳴力」です。
子どもたちが共鳴できなくなってしまう?!
共鳴とは、他人の意見や行動に同感すること。とありますが、
もしかしたら、あなたのお子さんは共鳴できなくなってしまうように成長しているかもしれません。
そんなことが起きていたらどうですか?
そうなって欲しくない!! 共鳴できなくなったらどうなってしまうの?
と思った方はこのまま読み進めてください。
体を通して、感覚・感情を伝える
お子さんは、アニメや絵本を読んでいる時にどのような反応をしていますか?
例えば、
感動的なシーンでは、涙ぐんでいる。 痛々しいシーンでは、体に痛みを感じている。
など、実際には全く何も起きていないけど、演技や内容で感情を動かされていますか?
私たちは、この視覚や聴覚から得た他者の感覚・感情を伝えることができ、
このことを「共鳴」といいます。
私たちの体には、自分以外の人たちと感覚・感情を響き合わせる仕組みがあり、お互いの体を共鳴させることで感情も共有できるのです。
つまり、他者とのコミュニケーションや感情を動かす視覚的・聴覚的刺激が少なければ共鳴できないように成長してしまうのです。
他者とのコミュニケーションとは、両親との会話や絵本の読み聞かせなど共に過ごすこと。
感情を動かす視覚的・聴覚的刺激は、演劇やアニメ、映画を観て登場人物の感情を動かすもの。
読み聞かせや紙芝居などで他者の感情が伝えられます。
ここで問題なのが現代のコミュニケーションというのはスマホの急速な普及によって、直接のコミュニケーションよりもスマホの画面から文字を見たり、打ったりすることの方が多いのです。
両親は、スマホを片手に育児をする。 子どたちは、公園や友だちの家に集まって、ゲーム機の仮想世界を淡々とコントロールする。
これが現代の育児であり、遊びとなってしまっています。
これらは、視覚・聴覚・指先だけの刺激であり、体で響き合う感覚は、刺激されていませんよね。
体で響き合うことができていないということは、「共鳴」ができない人に成長してしまうのです。
解決方法は、やはり「スマホの使い方」です!
前回の記事でも指摘しましたね。
両親どちらかとの1対1のコミュニケーションや友だちとの遊びなどスマホに意識を取られたり、
スマホを経由したコミュニケーションを取ってしまうと他者との体を通した「共鳴」がされません。
今からでも遅くないです!!
子どもたちとのコミュニケーション、子どもたちの遊び方、前回の記事と今回の記事をキッカケに見直してみてはいかがでしょうか?
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